~使命感と探究心を育む。世界で闘う力をつける~

医学の世界は、患者さんと向き合って診断や治療を行う臨床医学と、生体の構造や病気の原因などを究明する基礎医学を二つの柱としています。東北大学は建学以来、「研究第一」主義を掲げ、医学部でも基礎医学研究を重んじてきました。

再生医療や遺伝子治療などの先端医療は研究の中でも最も注目され、臨床応用が期待される分野の一つでしょう。一方で、人類はがんや生活習慣病などの重篤な病気を克服できておらず、多くの患者さんが治療法や薬の開発を待っています。そうした医学の使命に応えるのは基礎研究の役割です。基礎研究はまた、人間や生命の成り立ちを解き明かそうとする試みでもあります。世界中の誰も見つけていない法則を最初に発見する、驚きや新鮮さに満ちた魅力を持ち合わせています。

しかし、基礎医学研究の道に進む医師は全国的に減少しています。科学技術立国を目指す日本にとって基礎医学研究と医療技術の開発は不可欠な課題であり、研究レベルの低下は大きなマイナスとなります。

東北大学医学部は医学の発展に寄与するため、世界最高水準の創造的研究者の育成に力を入れています。学生が早い段階から先端研究に触れ自分で研究を行って、国際的学術集会などで成果を発表できるよう6年間を通じてサポートしていきます。世界を舞台に競い合う力をつけてみませんか。

世界で競い合うMD研究者育成プログラム
マネジメント責任者
石井誠一(医学教育推進センター 准教授)
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